反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

エキサイトマッチ

 WOWOWのエキサイトマッチの感想を。今週は世界タイトルマッチが3試合。

 まずはWBO世界ミドル級タイトルマッチ、ハッサン・ヌダム・ヌジカム対ピーター・クィリン。序盤はヌジカムがボディを起点に攻勢を続けクィリンがやや後手に回りつつある感じがしたものの、4Rにクィリンの左フック一撃でヌジカムがダウン。このラウンドはクィリンがさらにダウンを奪い、試合の流れを一気に引き寄せる。
 6Rにはクィリンがまたも左フックで2度のダウンを奪い、ヌジカムは試合を続けているのが不思議なくらいの状況に。後はクィリンのフィニッシュを待つだけかと思いきや、後半戦は様子見の感じになってしまったクィリンに対し逆にヌジカムが盛り返す展開に。4回ダウンした選手とは思えない動きを見せるヌジカムが相当粘ったものの、最終ラウンドにクィリンが必殺の左フックでダメ押しのダウンを奪取。結局都合6度のダウンを奪ったクィリンが大差の判定勝利を収めたものの、あそこまで攻めたのならKOで締めてほしかった気も。

 続いてWBA・WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ、ダニー・ガルシアvsエリック・モラレス。序盤は互いにきれいなコンビネーションを出し五分の攻防を繰り広げたものの、3Rにガルシアがボディを入れて攻めるとラウンド終了間際には右フックをヒット。一気に試合が動き始める。そして迎えた4R、ロープ際にモラレスを詰めたガルシアの左フックがカウンター気味にクリーンヒット。モラレスは一回転するように倒れ込み、すぐさまセコンドがリングに駆け込む戦慄のKO劇でガルシアが防衛に成功。次は暫定王者マティセとの対決になるのか?

 最後はIBF世界ウェルター級タイトルマッチ、ランドール・ベイリーvsデボン・アレキサンダー。ジリジリと距離を詰めるベイリーにアレキサンダーは素早い踏み込みで応戦。手数のアレキサンダーに一発のベイリーという構図か…と思って見ていたら、ダイジェスト放送で2Rの次が6R、その次が10Rという大味な攻勢。まあダイジェストにされても仕方ない煮え切らない試合内容だったけど。
 結局最後まであまり噛みあわないまま12Rが終了し、手数が評価されたかアレキサンダーが2階級制覇に成功。相手との相性の問題もあるだろうけど、次の試合が見たいと思わせるボクサーじゃなかったな。

 来月はパッキャオvsマルケスⅣ。人気ブログランキングへ
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Commented by gsp at 2012-11-26 07:43 x
自分はMMAとキックボクシングくらいしか見ないんですが、ボクシングの方が危険な倒れかたを多々見る気がするんですがなんでですかね?
Commented by nugueira at 2012-12-01 14:29
>gsp様
 MMAに比べボクシングのリング禍が圧倒的に多い原因とも共通しますが、頭部への打撃が集中しやすいのが一因では、という意見を以前見た覚えがあります。
by nugueira | 2012-11-22 22:08 | ボクシング | Comments(2)