反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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五十嵐vsナルバエス

 エキサイトマッチのもう1試合、WBC世界フライ級タイトルマッチ・五十嵐俊幸vsネストール・ナルバエスの感想を。

 ガッチリとガードを固めて左右のパンチを振り回すナルバエスに対し、五十嵐はボディストレートを起点に攻め込んでいく。序盤から積極的に打って出ていく五十嵐にナルバエスもきっちり打ち返し、噛み合ったいい試合に。序盤4R終了時ではバッティングによる減点がありつつも五十嵐リード。基本的にペースは握っているが細かい被弾が多いのが気がかり。
 引き続き正面からの打ち合いを恐れない五十嵐、5Rには連打でナルバエスを下がらせる。五十嵐はこれまでは上手いけど積極性に欠ける選手という印象だったのだが、今回は別人のようにゴリゴリと打ち合いを挑んでいく。
 7R辺りから一転してフットワークを駆使する従来のスタイルにシフトした五十嵐、緩急をつけた攻めでペースを握っていく。ナルバエスは距離を詰めるだけの追い足がなく、8R終了時で三者とも五十嵐が3ポイントのリード。
 優勢のまま終盤戦を迎えた五十嵐だが、9R以降は後が無くなったナルバエスが距離を詰めて打ち合いに持ち込み、再びガチャガチャとした展開に。11Rには五十嵐がナルバエスをグラつかせるもののナルバエスもそこから盛り返し、最終Rは五十嵐がフラつきながらも何とか凌ぐ展開となり試合終了。最後だけ見たらどっちの勝ちか分からないような試合だったが、判定は2-0で五十嵐。僅差ながら初防衛に成功。

 前半の五十嵐の積極策は王者の自覚故かもしれないけど、慣れない打撃戦で優位に立ったはいいが足を使った後半戦では逃げ切りに失敗、とややチグハグした内容に。いい試合をしようと入れ込みすぎたかな。課題も多かったけど、まあ慣れないスタイルでとりかえず結果を出した点は評価すべき、ということで。
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by nugueira | 2012-11-04 23:37 | ボクシング | Comments(0)