反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

リナレス&亀海

 エキサイトマッチを視聴。今回は日本になじみの選手の海外での試合が2つ。

 まずはホルヘ・リナレスvsエクトル・ベラスケス。リナレスは前回みたいに序盤で一発もらって負けるパターンに陥らないか心配だったが、今回はさすがに落ち着いた出だし。左ジャブを的確に入れていくと、右クロスとボディで着実にポイントを奪っていく。4R辺りにはベラスケスがリナレスを追えなくなり、試合は完全にリナレスのペース。
 しかしベラスケスはたびたびクロスを食らいながらも前進を止めず、リナレスにとっては何となく嫌な展開。いいタイミングで打ち込んでるのに倒れてくれないのはやはり階級の壁なのだろうか。
 試合はこのままペースを握り続けたリナレスが最後まで押し切り、デマルコ戦のような大逆転は許さず判定勝利。とにもかくにも連敗をストップしたのは喜ぶべきだが、これだけ押し続けてもダウンを奪えなかったのは不安材料。やっぱりブルファイターにゴリゴリ押され続けたら、最後はパワー負けしちゃうんじゃないだろうか・・・という不安は拭えなかった感じ。

 続いて亀海喜寛vsホルヘ・シルバのウェルター級10回戦。亀海に自信をつけさせるための試合なのかな、と思っていたらシルバは初回から回転力のある連打で攻め込み、ガードの間をすり抜けてアッパーをヒット。帝拳もずいぶん厳しい相手をぶつけてくるな。
 それでも落ち着いて対処する亀海は、2R以降ボディを起点に反撃。シルバはパンチが力任せな部分もあり、徐々に失速。亀海のボディに「効いてない」というアピールをするものの空元気なのは明らかで、流れは完全に亀海のペースに。
 このままワンサイドで終わるか・・・と思った6R終了間際、ロープ際での打ち合いからシルバの左フックがクリーンヒット。ダウンこそしなかったものの亀海はガクッと腰を落としながら後退し、一転大ピンチに。7R以降もダメージを引きずっている感じの亀海、圧力はかけているがわかりやすい有効打の数が減ってくる。それでも9Rあたりから再び持ち直し、ボディを効かせて攻勢に転じる。
 個人的な採点は1Rと6~8Rがシルバ。96-94で亀海の勝利かと思ったが、判定は亀海1-0のドロー。シルバも手数は相当出していたので、まあ理解できるジャッジ。亀海は6Rの一発が本当に余計だったなあ。後のラウンドにひきずった分も含めて、あれで3ポイントぐらい持ってかれちゃった感じ。この階級で世界タイトルに挑戦するとなると敵地での試合は避けられないし、それを見越してのアメリカでの試合なんだけど、やっぱり壁は高そう。
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Commented by なちょ at 2012-10-15 23:45 x
リナレスはパンチが軽いのと打たれ脆いのが致命的ですね、相手がパンチにビビらず一発喰らわせればとゴリ押ししてくる、あと2連敗して相当自信を失ってますね、負け犬のオーラ発してる。
亀海の相手は1ヵ月の間に3回変わって、この選手も1週間前に変わった選手だから、本当であればKOで仕留めたかったところ、試合内容にはかなりがっかり、世界は絶対無理、正直言って亀海のことは見切つけました。
この2試合を見てやはり世界と日本にはかなり差がある、西岡もヤバイじゃねえのとおもっていたのがつい先週。
Commented by nugueira at 2012-10-16 23:11
>なちょ様
 亀海の相手は緊急発進だったんですか・・・。こうなるとあんまりフォローのしようがなくなってきますね。
 西岡vsドネアの前座でやっていたスーパーライト級の試合を見て「日本人じゃこんな連中の相手は務まらないわ」と思わざるを得ませんでした。
by nugueira | 2012-10-10 23:55 | ボクシング | Comments(2)