反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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チャベスJr vs マルティネス

 エキサイトマッチでWBC世界ミドル級タイトルマッチ、セルヒオ・マルティネスvsフリオ・セサール・チャベスJrを観戦。会場はかつてPRIDEラスベガス大会の会場ともなったトーマス&マック・センター。

 体格に勝るチャベスがジリジリと圧力をかけ、マルティネスは距離を取りながら軽いパンチを入れていくという展開でスタート。序盤は手数でマルティネスがポイントを取っていくものの、チャベスはガードをガッチリ固めてクリーンヒットを許さず、時折ボディブローを入れていく。この展開だと後半になるほどチャベス有利で、マルティネスはどこまでこの戦い方で逃げ続けられるか・・・という雰囲気で序盤の4Rが終了。

 しかし4R終了間際にマルティネスのワンツーを食らったチャベスは、鼻血による呼吸の苦しさもあってか前に出られなくなってくる。マルティネスはその隙を突いて着実にパンチを入れていくと、7Rには逆に連打でチャベスを後退させる。チャベスはマルティネスのサークリングと細かいジャブに対して距離を詰めることができず、流れを引き戻す気配が全く見えてこない。

 マルティネスが後半にギアを上げて押しまくるという予想と真逆の展開になり、チャベスはいいところなく終盤戦へ。このままマルティネスが余裕の逃げ切りか・・・と思われた12R、ロープ際でチャベスの右フックがマルティネスを捉え、マルティネスがダウン。再開後もダメージが残る様子のマルティネスをチャベスが追撃するもののKOは奪えず、マルティネスがそれまでの貯金で大差の判定勝利。

 好き嫌いは別にして(個人的には嫌いだが)チャベスが体格を活かした勝ち方を完成させつつあるのは前回の防衛戦でも明らかだったので、今回も最後はパワーでマルティネスを呑み込んでしまうのでは…というのが戦前の何となくの予想だったのだが、チャベスのパワープレーをほぼ完全に封じ込めたマルティネスはさすが。その一方で、最後の最後にあわや、という見せ場を作ったチャベスも凄かった。あの12Rだけで、この試合の価値が3倍ぐらいに跳ね上がった感じ。結果論としてチャベスはもう少し早く仕掛けていれば…というところだが、結局そうさせなかったマルティネスが上手だった、ということなんでしょうね。

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Commented by なちょ at 2012-09-21 06:56 x
チャベスが体格とタフネスだけというのを証明したままミスマッチが終わると思われた最終12ラウンドにチャベスがみせましたね、さすがチャベスの遺伝子を継ぐ者といったところでしょうか。
でもやっぱりコイツは嫌い、体格差を生かしただけの試合展開も嫌いですが、(相手に足を使わせないため)狭くてマットの柔らかいリングを使用、ドーピング検査をスルー、マルティネスから正規ベルトをふんだくる、10㎏近くの当日増量、飲酒運転事故等々、疑惑と優遇のオンパレード。
個人的に溜まっていた鬱憤を晴らしてくれたマルティネスには拍手です。

あとなんか試合後にまた新たな疑惑が出てきたみたいです、どうもチャベスからマリファナ成分が検出されたとか、性根からどうしようもない奴だったと言うことですな。
そういえば最後に、PPVが予想よりかなり売れたようでまだはっきりした数字はわからないのですが40~50万件売れたとか、同日に同じラスベガスで行われたカネロ・アルバレスの試合も高視聴率だったようですし、ボクシングが立ち直りつつあるのかもしれない。
Commented by nugueira at 2012-09-26 14:52
>なちょ様
 チャベスJrは親の七光り以外に特に売りを感じないんですが、それなりにビッグビジネスになってるんですね。マルティネスが相手だったのも好材料だったんでしょうか。マリファナは本当だとするとどうしようもないですね。医療目的だとか言い訳するんでしょうか。
by nugueira | 2012-09-16 23:08 | ボクシング | Comments(2)