アルロフスキーvsシルビア
2012年 09月 03日
アンドレイ・アルロフスキー△-△ティム・シルビア(2R ノーコンテスト)
両者とも基本的にパンチ勝負。シルビアがクリンチアッパーを連打する場面があり、アルロフスキーは最近打たれ弱くなっているだけにこれだけでもヒヤヒヤ。それでもアルロフスキーはシルビアの脇を差してうまく凌いでいくと、蹴りも交えて徐々に攻勢を強めていく。ラウンド終盤にはシルビアが再びパンチ連打を打ち込んで1R終了。
2R早々にアルロフスキーのパンチを食らったシルビアが後退し、アルロフスキーが一気に流れを引き寄せる。ダメージかガス欠か動きの落ちてきたシルビアにアルロフスキーがパンチを打ち込む場面が増えるようになり、2R終盤にアルロフスキーが左右の連打を叩き込み遂にシルビアダウン!しかしここでアルロフスキーが反則のサッカーボールキックを入れてしまいノーコンテスト。因縁の対戦はすっきりしない結末で終了。
アルロフスキーは所々危なっかしい場面もあったとはいえいい試合運びをしていただけに、最後がああいう終わり方になってしまったのは残念。大会レポートを見ているとサッカーボールキックが反則なのかいまいち統一が取れていない印象も受けたので、運営側の不手際の巻き添えを食らったという感じがしなくもないが。
両者再戦に合意したらしいが、同一カードで5度目の対戦ってK-1ならいざしらず、MMAでは前例のない事態なのでは。