反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

空道の「競技化」戦略

 来年予定されていた空道の第4回世界選手権が2014年に延期。

 来年開催されていたら見に行っていたかというとまあ行かないと思うのだが(空道の世界選手権は第1回だけ会場観戦した)、延期の理由の一つに「ワールドゲームズとの兼ね合い」が掲げられている辺りに「競技化」を志向する空道らしさが表れているなあ、と感じた。

 以前、ゴン格の連載コーナーで松原隆一郎教授が「大山倍達の死で極真空手が分裂したように、東館長にもしものことがあったら空道もどうなるか分からない。競技化への道を切り開けるかどうかがカギ」といった趣旨の発言をしていて「なるほどなあ」と思ったことがある。(松原教授自身も大道塾の門下生なわけで、「この人ずいぶん思い切った発言しちゃってるなあ」という意味でも驚かされたが。)

 振り返れば「MMAの五輪種目化」なんかもリングスの頃からいろんな人が口にしてはいるわけだが、じゃあそれに向けて具体的なアクションを起こしている人がいるか?と考えたら答えはノー。一方で「まずはワールドゲームズでエキシビジョンを」というものすごく現実的な一歩を踏み出している空道。MMAはここに追いつくだけでも何十年かかかりそうだなあ。

 ワールドゲームズでの正式採用、そしてオリンピック種目へ…という道のりは果てしなく遠いのだろうけど、ひょっとしたら自分が生きているうちにオリンピック中継で空道を見る日が来るのかも、と想像すると少し楽しくなってくる。まあ外野の我々も気長に様子を見ていくしかないよね。

 もっともオリンピック種目になる日が来たとしても、ロシア勢が次々と金メダルをかっさらっていく光景を見せられかねないのが不安要素ではあるわけだが…。
[PR]
by nugueira | 2012-08-02 23:28 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)