反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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クリチコvsトンプソン

 3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ、ウラジミール・クリチコ対トニー・トンプソンを視聴。

 1Rこそ手数が少なく様子見をしていたクリチコだが、2Rに入るやいなや一気に攻勢を強め、右ストレートを度々ヒットさせる。クリチコは左腕を前に出し続けていたのがちょっとムエタイチックな感じ。まあクリチコの場合「相手との距離を測る」というより「前に出しておくだけで相手へのプレッシャーになる」という意味合いが強いのかもしれないが。
 気がつけばいつものごとくクリチコのペースになっており、5Rにはロープ際に詰めてのワンツーでクリチコの右がクリーンヒット。トンプソンは何とか立ち上がってこのラウンドは凌ぐが、事実上ここで勝負あり。6Rは手数も出なくなり防戦一方になったトンプソンをクリチコが攻め立て、最後はロープ際で連打を食らったトンプソンがダウンし試合終了。クリチコのパンチがヒットしたというより、圧力に負けたような倒れ方だった。クリチコ政権崩壊の兆しは一向に見えてこないなあ。

 それにしてもヘビー級の試合を見ているとどうももっさりしている印象が強くて、「ドス・サントスの方がよっぽどいいパンチ打ってるんじゃないの?」とさえ思ってしまう。MMAのパンチはボクシングとは別の技術体系になってきているから、単純に比較できるもんじゃないんだろうけど。でもドス・サントスのボクシング・トレーナーは世界王者を複数生み出している名伯楽らしいし、それほど的外れな感想でもないのかな。

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Commented by みゆパパ at 2012-07-10 15:10 x
それでも、ボクシングルールでサントスがクリチコに勝つことは難しいんでしょうね。

デビットヘイがクリチコ相手に何も出来なかったってのが、いい例ではないでしょうか。
クリチコ相手にいいパンチを入れることの難しさは尋常ではないんでしょうね。
Commented by nugueira at 2012-07-11 22:00
>みゆパパ様
 仰るとおり、クリチコはパンチ単体がどうこうではなく、ディフェンス力、体格の活かし方を含めて「自分が勝つための技術」を完成させている選手なんでしょうね。
by nugueira | 2012-07-10 12:44 | ボクシング | Comments(2)