反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

パッキャオ問題、一度出たジャッジは覆せるか?

 WBOがパッキャオvsブラッドリーについてビデオで判定を再検討することを表明。

 まあこれだけの騒ぎになっちゃったんだから、WBOも何らかの手は打たざるを得ないよねえ。とは思いつつ、「一度出たジャッジを覆すことってできるの?していいの?」という疑問も。

 ボクシングの試合結果が覆った例としては、最近だとホプキンスvsドーソンが当初ホプキンスのTKO負けとされていたのが後日引き分けになったケースがある。MMAで言えば三崎vs秋山がノーコンテストに変更されたのが代表的な事例か。

 でもこれらの場合は反則行為の有無(ドーソンの場合はホプキンスを抱え上げて投げた点、三崎は顔面への蹴り)について疑義が生じて、議論の結果ルールの適用の仕方を当日とは違う結論にした、というケース。パッキャオvsブラッドリーの場合は反則行為はなくて試合自体は問題なく成立しちゃってるからなあ。

 今回WBOが再検討して、その結果ジャッジの判定がおかしいと判断したら「こいつらが点数の付け方を理解してなかったんで、パッキャオの勝ち(あるいはノーコンテスト)にします」とかなるわけ?それはそれで変な感じだし、今回ほど極端でなくとも物議を醸す問題判定はちょいちょい起こっている話。今後はそれらについていちいち再判定の道を開く可能性が出てくるとなると、ボクシングのジャッジシステム自体が崩壊すると思うんだけど。

 個人的には「悪法もまた法なり」じゃないけど、プロセス自体に問題がなく試合が終了しているのであれば、出た結果は結果として受け止めるしかないんじゃないかという気がする。試合の結果自体は変更せず、ジャッジ個人に対して何らかの処分、というあたりがオチとしては妥当な線になるのかなあ。
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Commented by なちょ at 2012-06-15 18:12 x
>まあこれだけの騒ぎになっちゃったんだから
これが本音でしょう、騒ぎになったから一応お茶を濁すために再検討してみます程度。判定は覆りませんよ。

ヤオ判定への対処
○ブランドン・リオス対リカルド・アブリル× (リオス判定勝ち)
アブリルは負けたけどヤオ判定負けだからベルトはアブリルが保持したまま、試合結果は変更されず

○ポール・ウィリアムス対エリスランデ・ララ
ヤオ判定でジャッジ2人が永久追放処分されたけど試合結果は変更されず

○エリック・モラレス対アントニオ・バレラ×
バレラは負けたけどヤオ判定負けだからベルトはバレラが保持したまま、試合結果は変更されず


昔からの伝統
腐敗で崩れ落ちてるボクシング界
Commented by nugueira at 2012-06-16 12:28
>なちょ様
 似たような前例、意外とあるんですねえ・・・。よりによって何で世界で最も注目を集める試合でこれが起きてしまったのか、というのがつくづく不思議というか残念です。
by nugueira | 2012-06-14 22:44 | ボクシング | Comments(2)