反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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パッキャオ敗れる

 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリーの生中継を視聴。

 1・2Rは先手を取ってパンチを打っていくパッキャオにブラッドリーもきっちり打ち返していく展開。手数と積極性でパッキャオという印象だが、非常に競った試合になりそうなムード。
 しかし3R辺りからパッキャオがプレッシャーを強め、左ストレートを打ち込む場面が増えてくる。ブラッドリーは上体をスウェーしてクリーンヒットを避けるものの、パッキャオの連打を徐々にさばき切れなくなってくる。5・6Rはブラッドリーのスピードがガクンと落ち、気が付けばパッキャオが前に出続けるいつもの展開に。
 それでも7R辺りからブラッドリーは盛り返すようになり、再びスピードのギアを上げてパッキャオにクリーンヒットを入れさせない。パッキャオは前半で飛ばし過ぎたせいもあってか終盤のラウンドは手数が落ちてしまい、ブラッドリーに追い上げられた印象で12Rが終了。

 まあ前半の貯金でパッキャオの勝ちだろうな。しかしパッキャオは安定感はあるけど一時期の凄味はなくなっちゃったよねえ・・・などと思いながら判定を聞いていたら、三者とも115-113のスプリット判定でブラッドリーが勝利。

 いやいやいや、これおかしいでしょ。終盤の4Rはブラッドリーが取っていたにしても(この辺は正直流し見していたのだが)、それ以外のラウンドは基本的にパッキャオが主導権を取っていた。今にして思えば1・2R辺りも微妙な差ではあったけれど、それにしてもブラッドリーが7ラウンドも取ってたか?
 前戦のマルケス戦でパッキャオはピークを過ぎた感じはあったし、いつかこの日が来るだろうとは思っていたけど、この試合内容でボクシングの歴史が変わってしまうのはちょっと納得がいかない。
 普通は微妙な判定でも「確かに言われてみればこういう計算にもなるよねえ」と理解できなくはない部分があるものだけど、今回はツイッター上の反応は国内外を問わずバッシングの嵐、さらにWOWOWの中継スタジオはお通夜のような空気。ここまでフォローの入らない問題判定は逆にレアですよ。

 ただ、それじゃあ再戦してパッキャオがタイトル奪還を果たしめでたしめだたし、さあいよいよメイウェザー戦へ…となるかというと、正直難しい気が。
 先ほども触れたとおりパッキャオが下り坂にあるのは事実で、試合後のインタビューでの妙にサバサバした空気も気になるところ。何年か後にこの試合を振り返ってみると「この内容で負けたのは完全にアクシデントだったが、このタイミングで負けたのは必然だった」という位置づけになりそうな気も。
 もともと再戦契約が盛り込まれていたみたいだし両者ともリマッチに前向きなようだけど、次は言い訳の効かない内容でパッキャオが返り討ちにされるのでは・・・という嫌な予感がしてならない。

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Commented by みゆパパ at 2012-06-11 08:53 x
パッキャオの試合内容に不満が出てきたのって、国会議員になったタイミングとほぼ一緒なんですよね。

今回は訴訟問題なんかもあったようですし。
一旦政治活動中断してもらって、ボクシングに打ち込んでもらえないですかねぇ。

そうすれば、まだまだイケると信じたいです。
Commented by なちょ at 2012-06-11 14:59 x
また八百長判定
ボクシング腐敗しまくり
自分で自分の首を絞めてる
今年だけで糞判定何度あったか

パッキャオが終わりかけだから他のスターを作ろうとして失敗したんですよコレ
試合前からブラッドリーとボブ・アラムが再戦をやたらアピールしてたし完全な再戦ビジネス

この分だと来週のチャベスジュニアの試合も八百長判定来る可能性ある
あと上田が空気過ぎた、アイツ何しに来たんだ・・・

Commented by nugueira at 2012-06-11 19:10
>みゆパパ様
 本来であれば絶対無理な二足のわらじを履いてますしね。政治活動を休業できるかはさておき、モチベーション面でだいぶ厳しくなってきてる感じがします。

>なちょ様
 昨日から「再戦シナリオ説」が飛び交ってますが、確かにそうでも考えないと説明がつかない判定でしたよね…。
 上田はボクシング的に深みのあるコメントはほぼ皆無でしたが、粟生にさりげなくコメントを振ったり、場の回しの上手さはさすがだなと思いました。
Commented by tarou at 2012-06-12 01:50 x
アンダーカードはリゴンドーも出てたし試合結果はともかく、内容は素晴らしい興行でした(アルセ以外)

この試合に関しては問題なくパッキャオ勝利だったと思いますが、歴史に残る試合となってしまいましたね。驚異のスタミナを誇ったパッキャオがスタミナ切れを起こす姿はさびしかったです。
パッキャオの衰えは感じましたが、なおパッキャオ強し、とも感じました。まだメイウェザー、マルケス以外には負けないとは思いますが、もう証明すべきことはないし、引退すべきだと思います。ブラッドリーもスピードでは全階級通じて最高クラスのボクサーですし、追い切れなかったのも仕方ないでしょう。

リゴンドーの展開しているボクシングは異次元レベルですが、体格的にドネア、モレノあたりとは差がありますね。技術、スピードで上回っていても、圧倒的なパワーにそこそこのスピードを兼ね備えた相手には技術が通用せず敗れ去ることはままありますので、今後のリゴンドーが無敵街道をひた走る、とはまだ言いにくいかな。
Commented by nugueira at 2012-06-12 19:10
>tarou様
 アルセの試合は面白くなりそうな雰囲気が満々だっただけに、あの終わり方はテンション下がりました。
 振り返ればデラホーヤは(ビジネス的にはともかく)引き際を見誤ってパッキャオと対戦したわけですが、パッキャオが同じような時期にさしかかっているのは歴史の皮肉ですねえ。メイウェザー戦は実現してほしかったんですが。
by nugueira | 2012-06-10 15:54 | ボクシング | Comments(5)