反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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修斗・横浜文体大会観戦記

8月20日(土) 横浜文化体育館

 文体に行くのは去年のS-CUP以来。やっぱり遠い。10月には近藤VS菊田も見に行かなきゃいけないのに。

 会場に入ったら入り口に雑誌で見覚えのあるアフロがいる、と思ったらマモルだった。「マモスポ」なる9月の後楽園ホール大会の宣伝ビラを自主配布。おつかれさまです。

 この日の客席は1階席の後ろの方と2階・3階席の一部に空席は目立ったものの、最終的には7割強の入りといったところ。近年の修斗では上々の入りだと思う。

 が、定刻の16時を10分、20分過ぎても始まる気配一切無し。ようやく流れた場内アナウンスによると「会場に到着したがまだ入場できていない客がいるので開始を遅らせる」とのこと。何それ?ギリギリに来る方が悪いという理屈にはならんのか。あるいは入場整理に不手際があってさばけなかったんだろうか。7割程度の客入りなのに?いずれにしてもイベント主催者としてどうなのか。結局30分押しで興行開始。

第2試合 ライトヘビー級新人王決定トーナメント決勝
 余膳正志○-×佐藤隆平(判定)

 佐藤選手はRYUHEI-ism!というブログを開設しており、人気ブログランキングでは当ブログと同じく10位台を推移。という縁?もあって佐藤選手を応援。
 1Rは佐藤がサバ折りからテイクダウンを取るが、これを凌いだ余膳が逆に上を取り返してパウンド攻勢。2Rも最初に佐藤がマウントを取るものの、スイープした余膳がパウンド、さらには腕十字を仕掛ける。この後は佐藤も上を取り返したり下から仕掛ける場面も何度かあったが、全体として余膳優位の印象のまま試合終了。結果は印象どおり余膳の判定勝利。
 佐藤選手、残念。これにめげず今後も選手活動、そしてブログの更新がんばってください。


第4試合 リオン武×-○アントニオ・カルバーリョ(判定)

 デビュー以来破竹の6連勝を飾っている昨年の新人王・リオン。対するカルバーリョも総合7戦負けなしの全勝対決。
 1R、いきなりカルバーリョの左ハイがヒット。ダウンするような強烈な蹴りではないけど、モーションが少ないので避けにくそう。一方のリオンはパンチをヒットさせて逆襲。距離を置いての打ち合いはリオン、組めばヒザ蹴りでカルバーリョが優位、という展開。
 2R、リオンはハイは見切ってクリーンヒットをもらわなくなるが、1Rに比べて明らかに手数が減ってくる。3Rに入ってからこの試合初めてのグラウンドの展開となり、上を取ったカルバーリョが鉄槌。ひっくり返したリオンがラウンド後半にパウンドで盛り返すが、逆転はならず2-0の判定負け。2Rに攻めに出られなかったのが響いたか。


第5試合 ヨアキム・ハンセン○-×冨樫健一郎(判定)
 
 試合前に読み上げられた冨樫の激励賞の贈り元に「男塾塾長・江田島平八」「キューバのカストロ議長」といった名前が。あー、やっていいんだこういうこと。
 ハンセンがどれくらいの所要時間で冨樫を処刑するかに注目が集まっていたが、1Rにいきなり冨樫のパンチがヒットしてハンセンが微妙にグラつく。ハンセンは上は取るが、冨樫ががっちりガードしてパウンドの被害を最小限に抑える。
 2Rになってもスタンドの劣勢が目立つハンセン。パンチは出しているのだがいずれも大振りで当たる気配がなく、逆に冨樫のシャープな打撃が光る。結局このラウンドもハンセンは決定的な場面は作れず、場内に「ひょっとして?」という空気が。
 3R、ハンセンの大振りフックが遂にクリーンヒット。さらにテイクダウンからお得意のパウンドが爆発し、ようやくハンセンのペースに。それでも冨樫は終盤にスタンドでパンチを打ち込む場面を見せ、勝負は判定へ。
 結果としては判定3-0でハンセンの勝利だったが、終始目立ったのは冨樫の大健闘(むしろ30-27という大差をつけたジャッジがいたのが意外。)。少なくともこの日のハンセンはスタンドに難がありすぎ。これじゃ五味と戦ったらKOされちゃうぜ?


第6試合 桜井マッハ速人○-×青木真也(判定)
 
 青コーナーからマッハが入場。そりゃそうだ、今のマッハは世界ランカーでも環太平洋ランカーでもないんだから。この辺の修斗の一本筋が通ったランキング至上主義は見ていて心地よい。
 1R、開始直後に青木がノーガードのポーズでマッハを挑発。組み付いてからフロントチョークの体勢に入るが、ここはマッハが凌ぐ。パウンドとスタンドの打撃で攻めるマッハに、引き込んでいく青木という展開。
 2R、マッハのミドルをまともにもらいながらも青木が組み付いてテイクダウン。ブレイク後に今度は青木が下になるが、猪木-アリ状態のままマッハを追いかけて下から蹴り上げる。展開は五分とはいえ、青木の動きの良さが目立つ。それでもこのラウンドはマッハがパンチをクリーンヒットさせ優位な展開に。
 3R、マッハをロープへ押し込んだ青木がようやくテイクダウンからマウントへ。だがスタミナ切れか、ここから先が続かない。ブレイク後に今度はマッハが上を取り、青木ががっちりガードを固めて試合終了。
 スタンドでペースを握っていたマッハが3-0で勝利も、試合後のマイクでは一言「すいません!」
 青木は入場時や試合開始直後のふてぶてしい表情に「マッハを食ってやる」という気合がみなぎっていた。一方のマッハも、よく絞り込まれた体から見ても、武士道GPへつなげるためのこの試合へのモチベーションは十分だったはず。それでも、ふたりの試合は微妙なところで噛み合わない「レベルの高い凡戦」に収まってしまった。格闘技ではしばしば起こりうる不可避の事態ではあるが、マッハの修斗復帰戦はほろ苦い白星となってしまった。

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by nugueira | 2005-08-21 22:49 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)