反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

Bellator66の感想

 今しがたネットでライブ視聴。下がりに下がったテンションに鞭打って、感想を。

ヴェチェスラフ・フェシレフスキー×-○マイケル・ファルカォン(判定)
 1R、ファルカォンが下から腕十字を仕掛けるがフェシレフスキーが脱出。ファルカォンは簡単にテイクダウンを許してしまい印象が悪いものの、決定的な場面は作らせずにリカバリーし、2R終盤にはようやく上を取ってパウンドで攻勢。
 3Rはスタンドでの打ち合いになり、ここでファルカォンが右フックをヒットさせ一気に優勢に。またもテイクダウンを許したもののすぐにスイープし、判定29-28で勝利。フェシレフスキーは上を取った後の攻め手がなかったのが響いた。

アンドレアス・スパン○-×ブライアン・ロジャース(2R TKO)
 1Rにロジャースのパンチでスパンが後退。ここでロジャースがハイキックに行くも空振りし、バックを取ったスパンがバックチョーク。さすがにこれでフィニッシュしたらどうしようかと思ったが、ここはロジャースが凌ぐ。ロジャースがところどころに粗さを見せつつも優勢に試合を進め、2Rにはスタンドのパンチでスパンを下がらせる。ところがここで打ち合いに行ったスパンが左フックをクリーンヒット!大の字に倒れたロジャースに追撃のパウンドを入れてまさかの逆転KO勝利。
 ファルカォン相手だとこうはいかないだろうと思うが、とりあえず面白い試合だった。

エディ・アルバレス○-×青木真也(1R TKO)
 試合開始と同時に、見てるこっちの心拍数が上がりまくる。この感覚は久しぶり。
 スタンドで間合いを測り合う両者だが、圧力をかけているのは青木か。青木がタックルに行くがアルバレスがかわし、それ以上寝技には付き合わない。やはり対青木の常套手段で試合を組み立ててくる。
 スタンドでも落ち着いた動きを見せる青木、右を入れていく場面も。ケージ際でお互い様子を見た後、青木が飛び込んで右肘を振るうが空振り。空いた顔面にアルバレスの右アッパーが入り青木ダウン。それほどハードヒットではなかったと思うが、アルバレスが飛び込んで放ったパウンドがクリーンヒット。そのまま青木がパウンド連打を食らい続けたところでレフェリーストップ。あまりにもあっけない結末でアルバレスがリベンジに成功。
 青木の戦い方については「覚えたてのムエタイに頼りすぎ」という批判が出てくるだろうけど、それは結果論。使わなかったら使わなかったで「スタイルに進歩がない」と批判されるだろうし。敢えて言えばもう少しミドルで蹴っていったらどうだったのかな、という気はするけど。
 とにもかくにも、「最後の砦」であることは間違いない青木がまたも敗れた。メレンデス戦のときに北岡がインタビューで「今回勝っても『一矢』でしかないと思う」という趣旨の発言をしていて、位置づけとしては今回の試合もそれに近かったはず。そして今回もまた、その「一矢」すら報いることができず。ジャパニーズMMAが世界を捉えるチャンスはまたも潰えた。

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by nugueira | 2012-04-21 12:07 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)