反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC144観戦記④

フランク・エドガー×-○ベンソン・ヘンダーソン(判定)
 長丁場の観戦に若干疲労を感じつつも、ようやくメインのタイトルマッチが開始。ブルース・バッファーの「イーーーッツ、ターーーイム!!」を生で体感。
 小刻みなステップで動くエドガーにベンヘンはローで応戦。エドガーはベンヘンの蹴り足を何度もつかみ、さらに足払いでベンヘンをマットに転がす(ゴン格インタビューで北岡もスパーでこれを何度もやられたと言ってたっけ)。1Rはスピードで攪乱したエドガーのペースか。
 2Rも決定打はないもののエドガーが蹴り足をつかんでのパンチ、テイクダウンで主導権を握る。このままエドガーのラウンドで終了か…と思った終盤、ベンヘンの下からの蹴り上げがヒット。腰を落としたエドガーは鼻から出血が見られ、試合の行方が急に分からなくなってくる。
 3R以降もスピードではエドガーが圧倒するのだが、テイクダウンに成功してもそこから先のポジションキープができず、ベンヘンにすぐ立ち上がられてしまう。4Rにはタックルにカウンターのギロチンチョークを合わせられあわや、という場面も。5Rには客席から自然発生的に拍手が巻き起こる中、両者一歩も譲らず試合終了。
 個人的には1・5Rがエドガー、2・4Rがベンヘン、3Rが一体どっちか…という採点だったが、判定は3-0、うち2者は49-46でベンヘンが勝利。数々のピンチを驚異的なリカバリー力とスタミナで跳ね返してきた名王者が、遂にその座を明け渡した。

 エドガー勝利と思っていた人は場内に結構いたはずだが、ジャッジが読み上げられた後もそれほど大きなブーイングはなし。ほとんどのラウンドが10-9どころか10-9.5ぐらいの微妙な差しかなくて、ベンヘンがエドガーに自分の試合をさせていなかったことも確か。これはもうどっちに転んでも仕方がない試合だった、ということでしょう。コンディットもこういう試合をして勝ってくれれば良かったのに。
 ベンヘンはそれなりに穴がありそうな気もするのだが、ペンを破ったときは同じように見られていたエドガーがそこから名王者になったのはご存じのとおり。いずれにせよ「神の階級」はここからまた大きなうねりが起きそう。
 一方の敗れたエドガーは、さすがに階級転向を考えた方がいいのでは。今回ベンヘンとのフィジカル差を攻略しきれなかったのは確かで、仮に今回の判定が逆だったとしても、ライト級で戦い続けるのはやはり先々無理が生じそう。まあフェザー級でアルドに挑むのが正解かどうかはこれまた難しいところなんだけど。

 思い返せば2年前にBJ.ペンがまさかの王座陥落を喫したのがアブダビ。そして今回、日本でエドガーがベルトを失った。ライト級の王座交代はアジアで起こる、というのがUFCの新たなジンクスになるか?

 大会の総括はまた改めて。人気ブログランキングへ
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Commented by gsp at 2012-02-29 22:06 x
エドガーって自分より小さいんですよね…

まぁ戦ったらゴングと同時に試合終了で病院直行になりますけど(笑)

ドミニク×エドガーも見たい気がします!


ライト級は激戦区すぎて挑戦者を選ぶのも大変でしょうね。
個人的にネイトにがんばってほしいです。
Commented by nugueira at 2012-03-01 18:56
>gsp様
 計量の時も「小っちゃいなー」という印象でした。その気になればバンタムに落とせそうな気もします。
 次期挑戦者はネイトvsミラーの勝者か、今回KO勝ちしたペティスのどちらかでしょうね。
by nugueira | 2012-02-29 19:02 | UFC | Comments(2)