反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

リナレスの悲劇、ホプキンスの喜劇

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチをWOWOWで視聴。

 まずWBC世界ライト級王座決定戦ではホルヘ・リナレスが序盤からスピードで圧倒。決定打こそないもののアントニオ・デマルコの顔面を跳ね上がらせる場面を何度も作り、試合のペースを握る。結果を知ってから映像を見たものの、「これ本当にリナレス負けるの?」と疑問に思ったほど。
 しかし手数では負けつつも前進を止めないデマルコ、6Rにはパンチでリナレスの顔面を出血させ、近距離での打ち合いに持ち込む。決して打ち負けはしなかったリナレスだが、ダメージもあってか後半はスピードが落ちてきた感じ。
 それでもスピードに勝るリナレスが手数でデマルコを上回る展開が続き、このまま判定になればリナレスの勝利という11ラウンド。デマルコの左がリナレスにヒットすると、リナレスが一気に失速し後退。このチャンスを逃さず一気に打ち合いに持ち込むデマルコにリナレスも応戦するものの、最後は出血で顔を真っ赤にしたリナレスが連打を食らったところでレフェリーストップ。リナレスの3階級制覇の野望は砕け散った。

 リナレスははっきり何をミスしたというわけではなく、劣勢の展開をじっと耐え続けてワンチャンスをものにしたデマルコを誉めるしかないのだが、やっぱりリナレスは勝てる試合を落とした感が強い。試合前の関係者のコメントからも「この試合は通過点」という思いが透けて見えたのだが、リナレスはその期待に応えられず。2年前の王座陥落の時といい、大一番に弱い選手という評価を受けても仕方ない結果が続いてしまっている。

 もう一方のWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチでは、2Rに挑戦者チャド・ドーソンがダッキングからバーナード・ホプキンスを抱えるようにマットへ叩きつけ、ホプキンスがそのまま起き上がれず。ホプキンスのTKO負けにより王座移動というまさかの結末。
 まあドーソンの反則じゃないかという意見ももっともだけど、ホプキンスはホプキンスで明らかにマットに肩は打ってないからなあ。もう「何これ?」という以外にコメントが浮かんでこない終わり方。俺がアメリカ人でこの試合にPPV料金払ってたら、間違いなく暴動起こしてるね。

 来月はパッキャオの試合か。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2011-10-17 23:48 | ボクシング | Comments(0)