反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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Krush初代王座決定トーナメント ~Round.1~の感想②

 後半の60キロ級の感想。こちらも衝撃的だった。

“狂拳”竹内裕二○-×水落洋祐(2R KO)
 序盤はやや静かな立ち上がり。ローで攻める水落に、竹内は一瞬でも距離が詰まるとパンチ連打を出す。
 2Rに至近距離の打ち合いになると、水落のパンチも当たっていたものの、破壊力に勝る竹内がダウンを奪う。一気にリズムに乗った竹内、パンチでダウンを重ねると最後は左フックで打ち抜いてのKO勝利。このところ結果が出ていなかた竹内だが、60キロに戻して復権なるか。

青津潤平×-○野杁正明(判定)
 遠い距離からパンチ、蹴りを出してくる野杁に、青津は飛び込んでのパンチ。2Rは強引に距離を詰める青津に野杁はなかなかペースをつかめず、顔面にパンチをもらう場面も目立つ。
 3Rは両者組み付きが多く、噛み合わない展開。野杁はなかなか自分の間合いで戦わせてもらえない感じ。
 微妙な差ながら判定は2-0で野杁。勝つには勝ったが、野杁にとっては課題の方が多く見られた試合。決勝ラウンドに向け、ここから何を学び取るか。

上松大輔×-○DYNAMITE祐太(延長R KO)
 パンチを強振するDYNAMITEに、上松はローで着実に攻める。1Rはやや様子見か。2Rは前に出続けるDYNAMITEが徐々に勢いに乗り、ロープ際でパンチ連打を入れる場面も。
 3Rは上松のボディ攻めにDYNAMITEが効いた様子を見せ、上松のパンチも当たりだす。上松ペースではあったがDYNAMITEの圧力も評価されたか、上松1-0で延長戦へ。
 延長Rもバランスよく攻めてダメージを与えているのは上松なのだが、DYNAMITEはそれでも圧力が全く弱まらない。前に出続けるDYNAMITEが上松をロープ際に追い込むとパンチ連打。最後の左フックが上松のアゴを打ち抜き、前のめりに倒れた上松はそのまま立ち上がれず。まさかの逆転KOでDYNAMITEが番狂わせを演じた。
 K-1でのリスキーな戦い方の反省か、この日の上松は慎重な戦いぶりが目立ったが、結局それがDYNAMITEの逆転KOを呼び込むことに。完全に泥沼にはまっちゃったなあ。

石川直生×-○卜部弘嵩(判定)
 離れた距離からの左ミドルと近距離のヒザで攻めようとする石川。卜部は落ち着いた動きで対応し、パンチで応戦。1R終了間際には石川のハイキックがヒット。
 2Rも石川は間合いを取って戦おうとするがなかなかペースが作れない。逆にラウンド終盤、石川の跳びヒザをブロックした卜部が右のパンチを入れダウンを奪う。
 前に出るしかない石川は3Rに必死の攻勢をかけるものの、最後まで卜部を攻め切れず、トーナメント初戦で敗退(1人ドローにしたジャッジがいたのには驚いた。)。卜部は石川のヒザやハイを読んで、完全に対応をしてきた感じ。
 これで2010年の石川は1勝4敗。前にも書いたように2010年は世代交代が一挙に進んだ年なのだが、石川はその波に飲み込まれたまま出口が見えてこない。年齢的に立て直しはどんどん厳しくなるが、それでもここから這い上がってこれるのか。楽観できる材料は全くないが、とにかく石川の今後を黙って見守るしかない。
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by nugueira | 2011-01-18 23:16 | Krush | Comments(0)