反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC127の感想②

 後半3試合の感想を。

ジョージ・ソティロポロス×-○デニス・シバー(判定)
 スタンドでの間合いの計り合いからテイクダウンを狙うソティロポロスだが、シバーがそれをいなし続け打撃戦の展開へ持ち込む。打ち合いからシバーの左フックがヒットしソティロポロスがダウン。立ち上がって応戦するソティロポロスだが、またもフックでダウンを奪われてしまう。
 ソティロポロスは2R以降もダメージを感じさせない動きを見せるものの、シバーのテイクダウンディフェンスがとにかく固い。ソティロポロスにシングルレッグをつかまれてもパンチを出し続け、テイクダウンまでは持っていかせない。結局最後までソティロポロスに得意の展開に持ち込ませなかったシバーがまさかの勝利。
 ソティロポロスは地元で快勝してタイトル戦線へ・・・という青写真だったはずなのに、これで全てがパアに。それにしても今回のシバーのファイトスタイルは衝撃。今のUFCは「ボクシングとレスリングをバランスよく組み合わせてどう削るか」というのが基本ラインだと思うのだが、シバーは「テイクダウンをさせず殴り合わざるをえない展開に持ち込んで殴り勝つ」という感じ。ソティロポロスが柔術ベースでテイクダウン能力が比較的さほどでもない、というのも影響したのかもしれないけど、MMAのゲームメイキングはまだまだ進化の余地があるんだ、と考えさせられる内容だった。

マイケル・ビスピン○-×ホルヘ・リベラ(2R TKO)
 テイクダウンを織り交ぜて戦うビスピンだが、リベラのパンチを嫌がって組み付く場面も。打たれ弱い面もあるだけにリベラの一発には注意したいか。
 ビスピンも無理はしないだろうから判定まで行くかと思いきや、2Rにビスピンの右を食らったリベラが一気に失速。ケージ際で防戦一方になり、ビスピンのパンチとエルボーをもらい続けたところでレフェリーストップ。これで連勝のビスピン、また上位戦線が視界に入ってきたか。

BJペン△-△ジョン・フィッチ(ドロー)
 1R,お互い体制を入れ替えながらケージ際での我慢比べ。先にテイクダウンに成功したBJがバックを取り優位な印象か。
 2R、BJが跳びヒザにいったところをフィッチがテイクダウンに成功。立ち上がったBJは再びテイクダウンからバックを取るが、体制を入れ替えたフィッチが上を取り返す。
 徐々にフィッチがペースをつかんでいる印象の3R、序盤にフィッチがいきなりテイクダウンに成功。ガス欠か動きが落ちてきたBJにパウンド・ヒジを落とし続け3Rが終了。
 さすが塩漬け浮沈空母・フィッチ。BJすら固めて勝っちゃったよ、と思ったものの判定はフィッチ1-0のドロー。1Rはともかく、2RもBJが優位と判断されたか。
 フィッチとしてはここできっちりBJを下してタイトル再挑戦を確定させたかっただけに、ちょっと消化不良な結末。一方のBJも最後はフィジカルの差に屈しちゃったなあ。消化不良決着にはきっちり落とし前をつけるUFC、この二人の再戦もあるのだろうか。もう一回やってもやっぱりフィッチ有利な気はするけど。
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by nugueira | 2011-03-01 23:43 | UFC | Comments(0)