反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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今のUFCは面白いか?

 先日の小見川・KIDの敗戦はショックだったが、ツイッター上の反応を見ると「UFCの試合はつまらない」という反応が一部であるみたい。

 私自身はどうかというと、語弊を恐れず、というかある程度の語弊を承知のうえで言えば「今のUFCは面白くない方向に向かってる」と思っている。

 別に「ジョンソンがKIDと真正面から打ち合わないのはけしからん」とかいう話ではなく、ポイントゲーム化しつつある(というか既にしている)今のUFCの試合に違和感を感じるのだ。
 どうも最近のUFCは「テイクダウンを奪ったからこのラウンドはポイントが取れてるはずで、そうすると次のラウンドは無理な攻撃はせずに・・・」という点数の勘定をしながら戦ってるなあ、という選手の比率が多くなっているように見える。KO・一本を狙った末の判定はまだしも、最初からポイントありきでゲームメイキングをしている選手がやたら多いんじゃないかと。

 もっとも「ポイントゲーム化しちゃいかんのか?」と聞かれると難しいところで、過度のKO・一本信仰は「リスク背負っていいからとにかく殴り合え」みたいな話につながってしまいがちなのも確か。

 とはいえ、佐伯さんが著書の中で「やっぱり名勝負になるのは一本やKOで決まった試合。判定決着の試合は後に残るものがない」みたいな発言をしていた記憶があるのだが、これって格闘技ファンが(程度の差はあれ)誰しも持っている率直な気持ちだと思うんですよね。そういう目で見ると、最近のUFCは高度な技術のせめぎ合いはあるけど、見終わった後に「残るもの」という点ではやや物足りないのかなあ、という気が。

 まあこれもMMAという競技がまだ発展途上であるが故の議論かもしれなくて、ボクシングファンで「判定決着の試合に面白い試合なんてないよ」という発言をする人がいたら顰蹙をかうと思うのだが、MMAも時間が経ったらそういう状態になるのかも。今はまだ「過渡期」なんですかね。

 とはいえ「ボクシングだってなんだかんだで面白いのはパッキャオや長谷川のKO劇だ」という主張もできそうで、やっぱり簡単には結論が出そうにないけど・・・。
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by nugueira | 2011-02-10 23:16 | UFC | Comments(0)