今度は相撲界まで激震
2011年 02月 03日
冒頭で言った「今さら感」につながるんだけど、相撲の八百長については皆「大なり小なり絶対存在するんだろうなあ」と思い続けていたところに今回の事態となってしまったので、何ともいいがたい違和感というか座りの悪さを感じてしまう。
放駒理事長が会見で「全ての力士に正直に話してほしい!」とか言ってたけど、聞いてるこっちが「いやいや駄目だって!えらいことになっちゃうから!」と理事長を止めたくなっちゃうもの。
東大の松原教授がゴン格の連載コーナーで相撲絡みの問題を取り上げるとき、「相撲はそもそもの成り立ちにグレーな部分を抱えている。軟着陸できないまま、そのグレーな部分が時代にそぐわなくなってきている」という説明をよく使っていたと思うんだけど、今回の件もその流れで捉えるべきなのかなあ。これで協会側が「相撲はエンターテイメントなんです!」とか開き直ったら面白いんだけど、さすがにそうはならないだろうし。