Krush.4 の感想
2009年 11月 11日
TSUYOSHI○-×ソルデティグレ・ヨースケ(判定)
開始から思い切りパンチを振り回すヨースケに、TSUYOSHIが右を合わせてダウン。その後もゴツゴツした打ち合いになるものの、TSUYOSHIの左でヨースケが度々ダウンを奪われ、判定で完敗。毎回気持ちの入った試合を見せてくれるヨースケだけど、打たれ弱くなってるのだろうか。
卜部弘嵩○-×上杉隼土(判定)
2Rに卜部がコーナーに詰めてパンチを連打。その後も丁寧にローへつないでポイントを取る。ダウンこそ奪えなかったものの、その後も着実に攻めた卜部が判定勝利。
卜部功也○-×永野裕典(延長判定)
永野が上下のきれいなコンビネーションで攻め込めば卜部も返していき、噛み合った好勝負に。2Rに卜部が右で永野を一瞬グラつかせると、徐々に有効打の数を増やしていく。3Rには永野も踏ん張って乱打戦に持ち込み、判定は卜部1-0のドロー。
延長Rもほぼ互角の展開だったが、終了間際に卜部が右フックをクリーンヒットさせ、スプリット判定で接戦をものにした。
中須賀芳徳○-×青津潤平(判定)
上背に勝る中須賀が自分の距離で戦い続け、2Rにボディーへのパンチ連打で一気に攻勢。3Rは青津も反撃に転じたものの中須賀が最後までペースを握らせず勝利。
瀧谷渉太×-○二戸伸也(判定)
序盤から近距離での打ち合い。2Rになると二戸がパンチ連打を入れるのに対し、瀧谷はやや攻めあぐねている感じ。3Rに瀧谷が跳びヒザを入れるものの二戸もパンチを入れ主導権を譲らず、判定2-0で勝利。瀧谷は経験の差にやられたか。
寺戸伸近○-×梅原タカユキ(判定)
寺戸がパンチからロー、そこからまたパンチときれいに上下左右を打ち分け、手数でやや優勢。2R以降は梅原も前に出るようになり我慢比べの展開となるが、最後まで攻めきったのは寺戸。梅原のガードが固くクリーンヒットはなかったが、判定3-0で勝利。
蜜山剛三×-○廣野祐(判定)
序盤から圧力をかけ続けたのは廣野。クリーンヒットのない静かな展開になるが、2Rにパンチからのヒザで蜜山がダウン。KOは取れなかったものの、そのまま廣野が危なげなく勝利。
山内裕太郎×-○中島弘貴(判定)
開始直後にいきなり中島のパンチをもらった山内、ラッシュを入れられ防戦一方に。そこをなんとか耐えると、パンチの正確性では上回り徐々にペースを取り戻す。中島はパンチをもらいながらも、打たれ強さでガンガン前に出る。
2・3Rも中島がガンガン前に出続け、山内がロープを背負いながらもパンチを出していく展開。正確さでは山内、一発のパワーでは中島という感じで、有効打の数もほぼ互角か。結局1R序盤がポイントとなり、中島が判定2-0で勝利。個人的には2・3Rのどちらかは山内が取ってドローでも良かったと思うが・・・。
中島は夏に初めて見たときは「もっさりしてるのに気づくと勝ってるな」という印象だったが、今回も同じような展開で結果を出してしまった。負けた山内も内容は悪くなかったと思うが、MAX出場権を賭けた何よりも結果が重要な試合でこの結果。本当に痛すぎる・・・。