青木VSメレンデス消滅
2010年 11月 24日
うーん、残念・・・。とはいえ今回の一件は聞こえてくる話を総合すると、FEGの問題というよりはストライクフォースとメレンデスの契約トラブルの側面が強そう。
『ゴン格』最新号のメレンデスのインタビューを見ても、青木戦に対する不満というより「ジーナ・カラノは団体から派手にプッシュされているが1年半試合をしていない」「ボビー・ラシュリーやハーシェル・ウォーカーを重用するのはどうなのか」と、SFに対する不満が色濃く出ている感じ。
そう言われて改めて振り返ると、SFはCBS進出をテコに大躍進を遂げているかというと必ずしもそうでもない。というか何をやっているのかがあまりこちらに届いてこない、というのが正直な感じ。
日本では試合が電波に乗らないからという点は考慮する必要があるにせよ、UFCから(おそらくは大枚はたいて)ダンヘンを引き抜いても思った結果が出てくれず、逆に現役王者のシールズに逃げられてしまったりと、どうもやってることがちぐはぐな印象。マッチメークを見ていても、持ち駒を使ってストーリーを作っていこうという「線」が見えてこないんですよね。(この辺はかつてのHERO’Sと何となく共通してる。)
ヒョードルがSFと契約した際、「ヒョードルと契約した団体はその後数年で活動停止に追い込まれる」という「ヒョードルの呪い説」を当ブログで紹介した記憶があるんですが、予想以上に早く呪いが効き始めてるのだろうか。