反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC120の感想

 WOWOWで見た感想を。

ジェームス・ウィルクス×-○クロード・パトリック(判定)
 序盤からパトリックが上のポジションをキープし、細かくパウンドを入れていく展開。グラウンドで劣勢のウィルクスだがスタンドでもいい場面が作れず、ペースを奪い返せる気配がない。結局最後までパトリックがテイクダウンから上をキープする展開が続き、消化不良気味の内容ながらも判定勝利。

シーク・コンゴ△-△トラヴィス・ブラウン(判定ドロー)
 序盤からブラウンが積極的に手数を出していく。コンゴは何度かクリーンヒットをもらうが、組み付きも使って何とか1Rを凌ぐ。ブラウンは細かいフェイントも入れてなかなか上手い動き。
 ところが2Rにコンゴが突如ペースを取り戻し、打撃で先手を取ると組み付いて金網へ押し込んでいく展開が多くなる。ブラウンはこれまで1ラウンドKO連発のカーウィン系の選手らしいが、やはり長丁場に慣れていないか。
 3Rにコンゴが膠着を誘発したため1点マイナス(そんな目立つほどじゃないと思ったけど。)。ブラウンもこの後逆襲に転じるわけでもないまま試合が終了し、三者とも28-28のドロー。コンゴにとってはもったいない引き分け。

ジョン・ハザウェイ×-○マイク・パイル(判定)
 1Rにパイルがテイクダウンを決め、スタンドでも優勢。2Rも巻き込むような投げからテイクダウンを取ると、横三角の体勢からパウンド連打。ハザウェイは何とかラウンド終了まで耐え続ける。
 3Rもパイルのしつこいテイクダウンにハザウェイはペースを握れず、パイルが危なげない判定勝利。

ダン・ハーディー×-○カーロス・コンディット(1R TKO)
 序盤から打撃の応酬。上下左右のコンビネーションで攻めるコンディットに対し、ハーディーはカウンターの左フックをタイミングよく入れていく。このまま削り合いの展開がしばらく続くかな・・・と思った1R終盤、パンチの打ち合いから一瞬早くカウンターの左を叩き込んだコンディットが劇的なKO勝利。タイトルマッチ経験者相手にこの勝ち方はインパクト大きいでしょう。ウェルター級は上の方がかなり詰まっているけど、コンディットもベルトが視界に入る位置まで来たか。

マイケル・ビスピン○-×秋山成勲(判定)
 開始直後にいきなり秋山の右がクリーンヒット。ビスピンはダメージのせいか、この後も秋山のジャブをもらい続ける。しかしビスピンがテイクダウンに成功すると、秋山はタックルを警戒してか手数が少なくなってくる。ビスピンが盛り返した印象で1R終了。
 ビスピンは秋山の右を、秋山はビスピンのタックルをお互いに警戒し合っている感じ。2R以降秋山は後手に回る場面がやや目立ってしまう。
 3R序盤にはビスピンのハイキックが入り、秋山は一気に動きが落ちる。この後秋山は棒立ちでパンチをもらい続けてしまい、最後まで自分の距離を作れず試合終了。判定3-0でビスピンが勝利し、地元大会のメインを締めた。
 戦前に「秋山が勝つならスタンドでの一発」と予想していたけど、そういう意味では1R序盤に一気に攻め切れなかったのが痛かったか。パンチの技術なんかはUFCデビュー時よりも向上している感じがするけど、終盤尻すぼみになってしまう弱点は相変わらず。こういう展開なら勝てる、というパターンが見えてこないままでは今後も茨の道が続きそう。

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by nugueira | 2010-10-17 23:21 | UFC | Comments(0)