反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC119の感想

 だいぶ間が空きましたが先日のUFCの感想を。

メルヴィン・ギラード○-×ジェレミー・スティーブンス(判定)
 ゆったりした構えから飛び込んでパンチを振り回すギラード。間合いの外し方、詰め方のシフトチェンジが凄い。スティーブンスもどっしり構えて落ち着いた対処を見せるが、自分の間合いがなかなか取れない感じ。
 両者決定打が出ずギラードは終盤失速気味だったが、序盤の攻勢が評価されたかスプリット判定で勝利。五味との対戦を希望しているようだけど、確かに実現したらスタイル的に噛み合ういい試合になりそう。

ショーン・シャーク○-×エヴァン・ダナム(判定)
 1Rはシャークが上のポジションをキープするが、ダナムが片足タックルを切りながらのフロントチョークで応戦。ラウンド後半にシャークのパウンドの肘でダナムが出血。
 2Rもタックルで押し込んでくるシャークにダナムはフロントチョークで応戦。スタンドの展開に戻ると、ダナムがリーチ差を活かしてパンチ、ヒザで押し気味に試合を進めるように。
 3Rに入るとダナムのハイでシャークがグラつく。シャークはタックルで押し込もうとするがややガス欠か。終盤は攻勢をかけるダナムにシャークは防戦一方。
 こりゃダナムの勝ちだな・・・と思っていたら判定はなぜかスプリットでシャーク。無敗のダナムを止めなんとか上位戦線に踏みとどまった形。それにしてもこの判定は納得いかない。

マット・セラ×-○クリス・ライトル(判定)
 頭を低くして突っ込んでくるセラにやりにくそうなライトルだったが、徐々にペースをつかみパンチが入るように。2R以降も両者寝技を狙わず真っ向からのパンチ勝負。セラがクリーンヒットをもらい完全に劣勢になるが、KOだけは許さず持ちこたえ続ける。
 結局最後まで殴り合いの展開のまま終了し、ライトルが判定勝利。技術論はないが根性は感じさせるという、つまらなくはないけど最近のUFCにはそぐわない試合だった。

アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ×-○ライアン・ベイダー(判定)
 スタンドでの間合いの測り合いの後、ベイダーがテイクダウンからのパウンド連打。いきなり劣勢のホジェリオだが、ラウンド終了間際に右をクリーンヒットさせる。
 2Rになるとホジェリオが打撃のプレッシャーを強め、タックルに入る隙を与えない。ベイダーはいなされつつもなんとかテイクダウンを仕掛ける。
 3Rもホジェリオがベイダーのタックルを切り続け、ベイダーはジリ貧の展開に。とはいうもののホジェリオも打撃の決定打が出ず、終盤にベイダーにテイクダウンを許してしまう。
 煮え切らない展開だったが、テイクダウンが評価されたかベイダーが3-0で判定勝利しデビュー以来の無敗記録を更新。さすが皇帝戦士(すいません、適当です)。ホジェリオは2R以降ペースを握りながらも有効打を出せなかったのが響いた。

フランク・ミア○-×ミルコ・クロコップ(3R KO)
 並んでみるとミアの方が体に厚みがある感じ。ミルコは金網に押し込まれてもテイクダウンは許さず、レスリング対策をかなり積んできた感じ。とはいえパワー・圧力で完全に負けてしまっているか。
 2Rもミルコが金網に押し込まれ続ける展開。ミルコはテイクダウンは取られないが、有効な攻めが全く出てこない。このまま動きの少ない判定決着か・・・と思った3R残り1分を切ったところで、ミアが右腕をミルコの首に巻きつけながら放ったヒザが顔面にクリーンヒット。実況も「唐突!」と叫ぶ出会い頭のKO決着でミアが勝利。
 本来ならブーイングの嵐の中で終わるところをとりあえずKOで帳尻だけ合わせた感じ。とはいえこの「KOという結果に終わった」ことが重要で、ミアはとりあえずトップ戦線生き残りへ踏みとどまった形。一方のミルコはKOという結果は交通事故だとしても、フィジカル面で圧倒され何もできなかったことは事実。去年のサントス戦から言い続けていることだけど、もう潮時じゃないのかなあ・・・。

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by nugueira | 2010-10-04 23:27 | UFC | Comments(0)