反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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K-1 WORLD GPの感想

 地上派観戦の感想を。

エロール・ジマーマン×-○ダニエル・ギタ(2R KO)
 1Rからギタが着実にローをヒット。ジマーマンは時折一発を狙う場面はあるものの、その後の攻めが続かない。
 完全にギタのペースで迎えた2R、ジマーマンの跳びヒザに合わせてギタの左フックがヒット。棒立ちになったジマーマンに連打を入れたギタが圧巻のKO勝利。去年はシュルトの前に決勝大会進出を阻まれたジダだが、この勝利で完全に化けちゃったかも。

エヴェルトン・テイシェイラ×-○ピーター・アーツ(延長判定)
 1Rはほぼ五分の展開。テイシェイラが以前に比べ自分から前に出ているのに対し、アーツはやや圧力が弱いか。
 2Rに入るとアーツが圧力を強め、テイシェイラはなかなか自分の間合いが取れない。3Rもお互いパンチを入れる場面はあったものの決定打がなく、試合は延長戦へ。
 延長Rはガクッと動きの落ちたアーツを一度はテイシェイラが押しまくるが、テイシェイラの攻撃を凌いだアーツがラウンド後半に盛り返し、判定3-0でアーツ。最後の最後で試合巧者ぶりを見せたアーツが世代交代を阻み決勝大会進出。テイシェイラは攻めきれない悪いときの癖が最後に出てしまった。

グーカン・サキ○-×フレディ・ケマイヨ(1R KO)
 サキがスピードでケマイヨを圧倒。パンチ連打でスタンディングダウンを奪うと、防戦一方のケマイヨに何もさせず3度のダウンを奪い快勝。きれいなダウンを奪えなかったパンチの軽さは気になるところで、スーパーヘビー級相手の決勝大会で勝ちきることは難しいだろうけど、面白い存在にはなりそう。

ジェロム・レ・バンナ×-○京太郎(延長R 試合放棄)
 バンナの周りを京太郎が回り続ける予想通りの展開。バンナはきっちりプレッシャーをかけ続け、非常にいい仕上がり。緊張感のあるあっという間の3分間が終了。
 2Rは徐々にバンナがパンチで京太郎を捉えるようになる。京太郎もよく手数を出して打ち返していくが、やや印象が悪いか。
 京太郎にとっては後がない3R、京太郎の右が連続してヒット。バンナは攻め疲れかパタリと動きが落ちてしまう。京太郎がバンナのパンチをもらう場面もあったものの、完全に主導権を取り返した印象で3R終了。判定はバンナ1-0でさあ延長戦・・・というところでバンナがリングを降りてしまい試合放棄による敗退。
 これ以上戦えないということなのか判定に不満なのか、とにかくバンナのパフォーマンスには失望。微妙かもしれないけど文句言える判定じゃないでしょ。延長Rをやっていれば京太郎が競り勝っていた可能性が高いと思うので、ここはきれいに世代交代を果たしてほしかったなあ。

アリスター・オーフレイム○-×ベン・エドワーズ(1R KO)
 開始と同時にエドワーズがラッシュを仕掛けるが、ガードをがっちり固めて有効打を許さないアリスター、反撃の右一発でエドワーズをダウンさせてしまう。もはやマンガの世界としか思えない攻防。この後も同じ展開でアリスターが3度のダウンを奪い、苦もなく決勝大会へ進出。実況席の紀香か誰かが叫んでいた「何これ!?」というコメントに全てが集約されている一戦だった。
 ドーピング云々の議論はさておき(アメリカで試合をしている以上、突っ込む材料が徐々に減ってきているのだが)、アリスターが立ち技の技術もしっかり固めた上で勝っているのは紛れもない事実。バダ・ハリ不在の今大会、一気にベルト獲りもあるかも。

マイティ・モー○-×ラウル・カティナス(判定)
 カティナスがローキックを効かせるものの、不用意にモーのパンチを食らってしまいダウン。カティナスはこの後立て直すことができず、3Rは両者ガス欠でグダグダの展開の末にモーが逃げ切り判定勝利。カティナスが完全に期待はずれだった形だが、いまさらモーにベスト8に残られてもなあ・・・。

セーム・シュルト○-×ヘスディ・カラケス(判定)
 カラケスは序盤ローを入れていいペースで攻めるものの、シュルトのヒザが顔面に入ってから一気に失速。2Rはカラケスはパンチで攻め込もうとするがシュルトはパンチの手数で中に入らせない。
 3Rに入るとカラケスのローをシュルトが嫌がり始めるが、後半はカラケスも攻め疲れ。2-1のスプリット判定ながら、シュルトが貫禄の緒戦突破。

 ハリ・カラエフ・レミーが欠場したせいもあるが、昨年のベスト8から6人が入れ替わり、決勝大会はだいぶ様変わりしそう。シュルトはこの日の試合を見た限りでは衰えが伺えるけど、なんだかんだ言いながら決勝大会はキッチリ仕上げてくる可能性もあるからなあ。本命シュルト、対抗アリスターという予想にしておきます。
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by nugueira | 2010-10-03 23:53 | K-1 | Comments(0)