反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC on Versusの感想

 地上波観戦の感想を。

マーク・ムニョス×-○岡見勇信(判定)
 スタンドでジリジリと圧力をかけていく岡見が、クリーンヒットはないものの正確な打撃で徐々にペースを握っていく。このまま岡見が押し続けるかと思った2R、ムニョスの大振りな左がヒットし岡見がダウン。すぐさまタックルに行き追撃は許さなかったものの、急に雲行きが怪しくなってくる。
 それでも落ち着いて対処し続ける岡見は、3Rに逆にカウンターのパンチでダウンを奪い返すと、ムニョスのタックルを切り続け再度主導権を奪取。判定は割れたものの、終始ペースを握った岡見がスプリット判定で勝利をものにした。
 ムニョスは一発狙いのパンチと比較的真っ正直なタックルしか攻め手のない選手だったので、岡見にはスッキリとした勝ち方をしてほしかったところ。とはいえ結果を出して生き残ったことをまずは良しとすべきか。岡見はベルト挑戦のためにはもう一頑張り、タイトルマッチ経験者クラス相手の勝利が必要になりそう。

ジョン・ジョーンズ○-×ウラジミール・マティシェンコ(1R TKO)
 マティシェンコが突っ込んできたところにタイミングよくタックルを合わせたジョーンズが、そのままマット・ヒューズ・ポジションからのヒジ連打を入れたところでレフェリーストップ。マティシェンコを何の苦もなく粉砕してみせた。
 ロートル相手の勝利と言ってしまえばそれきりなんだけど、ジョーンズは自分のスタイルに合う勝ち方をしっかり見につけている感じ。今後のライトヘビー級戦線でキーパーソンの一人となりそう。

タイソン・グリフィン×-○五味隆典(1R TKO)
 予想どおりのボクシング勝負の展開で迎えた開始1分過ぎ、グリフィンのローに若干バランスを崩しながらも振りぬいた五味の右がクリーンヒット。グリフィンがうつ伏せにバタッと倒れこみ、ほぼ同時にレフェリーが試合をストップ。五味が迫力も説得力も満点のKO劇でUFC初勝利。
 ファイトスタイルが噛み合う相手にうまく展開がはまったということなんだろうけど、タイグリのこんな負け方を見たのは初めて。去年の中蔵戦といい今回といい、もう後がない状況で凄味を発揮してみせるのはさすが、としか言い様がない。懐疑的な予想ばかりして申し訳ありませんでした。
 ケンフロ戦の敗北を帳消しにしてお釣りが来るぐらいの結果を出した五味、果たして次戦の相手はどうなるか。
[PR]
by nugueira | 2010-08-07 23:43 | UFC | Comments(0)