反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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K-1MAXの感想②

アンドレ・ジダ×-○長島☆自演乙☆雄一郎(判定)
 両者手数は出すもののクリーンヒットのない静かな展開に終始。ドローが妥当なところだと思うが、長島が最後まで前に出続けたのが評価されたか。
 長島はがむしゃらに攻めにいかず冷静な試合運びができたのは成長か。ジダはその長島のペースに合わせてしまったのが勿体無い。打たれ強い相手ではないんだから序盤にガンガン前に出れば殴り倒せたと思うんだけど。DREAMでの試合と同様、相手に合わせすぎてしまう最近のジダの悪い癖が出た感じ。

佐藤嘉洋○-×山本優弥(判定)
 優弥に懐に入らせず、自分の間合いで終始攻め続けた佐藤が完勝。前回対戦時のような派手な内容ではなかったけど、やっぱりこの両者の間には埋めがたい「格の違い」のようなものがあるか。

アルバート・クラウス○-×中島弘貴(判定)
 ダイジェストなので細かい内容は分からないが、まあ順当な結果に。とりあえず中島がKO負けしなかったことには安心した。中島は対世界路線はまだ早いと思うので、またKrushとかで場数を踏んできてほしい。

松本芳道×-○久保優太(1R KO)
 久保が相変わらず間合いのコントロールの上手さを発揮。このまま松本をいなして判定勝ちかなあ・・・と思っていたところで、左ハイキックをクリーンヒットさせ一撃KO。急に面白い展開になってきた。

才賀紀左衛門×-○大和哲也(2R KO)
 比較的落ち着いた展開だったが、打ち合いから大和が才賀のアッパーに合わせた左フックを叩き込みKO勝利。裕樹戦といい、パンチのタイミングが完璧。

久保優太×-○大和哲也(3R KO)
 大和のパンチを上手くいなした久保が逆にパンチ連打を叩き込みダウンを先制。それでも前進を続ける大和は徐々に自分の距離を作り、2Rにはパンチで久保を捉える。
 久保リードで迎えた最終R、打ち合いから大和の右ストレートをもらった久保が転げるようにダウン。完全に勢いに乗った大和は最後はまたも打ち合いから左フックをクリーンヒット。逆転劇による3連続KO勝利で初代ライト級王者に。
 ワンデートーナメントの決勝が両者の消耗により粗い試合になるのはよくある話で、最後に久保が逃げ切れず打ち合いの末逆転したのも「粗さ」と言えなくはないのだけど、そういう分析を抜きにとにかく「面白い」と言える試合(というかトーナメント)だった。
 5月の開幕時に決勝がこの組み合わせになり、大和が初代王者になることを予測できた人はおそらく皆無だったのでは。大和の今回の勝ち方は説得力も面白さも満点。エースというのは作るものじゃなく自然と生まれてくるもの、ということを再認識。K-1ライト級は上々の船出と言っておいていいんではないでしょうか。
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by nugueira | 2010-07-06 23:41 | K-1MAX | Comments(0)