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by nugueira
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DREAM.14の感想①

 PPV観戦の感想を。

ミノワマン○-×イマニー・リー(1R 裸絞め)
 ケージ際で押し込むようにテイクダウンに成功したミノワマン、最後はマウントパンチ連打からリーが背中を向けたところで裸絞めを極めて一本。毎度ながら役割をきっちり果たした感じ。

前田吉朗×-○大沢ケンジ(判定)
 倒されそうになってから立ち上がるまでの動きやケージ際での粘り方など、大会を通じてこの2人が一番「北米型MMA」の試合をしていた感じ。細かいパンチを入れていく大沢に対して前田は膝蹴りで反撃。最後まで互角といっていい微妙な内容だったが、手数が評価されたか大沢がスプリット判定で勝利。

宮田和幸○-×大塚隆史(判定)
 同じレスリングベースなら場数とパワーの差で宮田が有利かなあ、と思っていたら、大塚はスタンドで圧力をかけながら宮田にテイクダウンの隙を与えず試合をコントロール。宮田は少しずつ削られていく嫌な展開だったが、後手に回りながらも打撃の手数で打ち負けず、3R終了間際にはようやくテイクダウンに成功。これが勝負の分かれ目になったか、判定はスプリットで宮田が勝利。
 解説の青木はかなり納得が行っていない様子だったが、大塚はペースを握っていた1・2Rで明確な差をつけられなかったのが響いたか。
 という感想を書いているうちに思ったのだが、北米式の各ラウンドマスト判定だったら大塚の勝利だったのでは?ケージ導入が「アメリカに勝つため」という理由ならば、それに合わせて判定システム自体も見直さないと意味がないんじゃないだろうか。一連のリング・ケージ論争について私自信もスタンスを固めきれていないのだが、とりあえずその点は気になった。

所英男×-○西浦“ウィッキー”聡生(1R KO)
 ウィッキーのトリッキーな打撃にやり辛そうな所、エンジンがかかる前にフックを食らってダウンしてしまい、追撃のパウンドが入ったところでレフェリーストップ。ケージだ何だという問題ではなく、所が相手の勢いに飲まれてしまったという感じ。しかし所は日本人相手が弱いなあ。一昨年の山本篤戦から、これで5連敗か。

キコ・ロペス×-○山本“KID”徳郁(1R KO)
 試合開始から行け行けムードのKID、右フックをテンプルに叩き込んでロペスが前のめりに倒れ、実質これで勝負あり。結果論から言えば勝って当然の相手だったとは思うが、とにもかくにもこれで神の子復活か。次戦は日本人の上位組との試合を見てみたい。
by nugueira | 2010-05-30 00:28 | DREAM | Comments(0)