反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ASTRAの感想②

 休憩明けのヒョードル登場には驚いた。「日本で試合したい」という発言はリップサービスという以外の受け止め方を思いつかないが。

エンセン井上○-×アンズ・“ノトリアス”・ナンセン(1R 腕十字) 
 組み付きからテイクダウンに成功したエンセン、寝技では何もできないナンセンからあっさりマウントを奪うと、最後は腕十字で一本。エンセンを褒めるべきか、去年これができなかった泉を改めて批判すべきか。

小見川道大○-×ミカ・ミラー(判定)
 スタンドでは頭を振ってのボクシング、組み付いてはテイクダウンという得意のパターンで小見川が攻め続けたものの、スタンドもグラウンドもミラーの手足の長さにてこずり最後まで決めきれず。やはりフェザー級であの上背はそれだけで大きな武器だな。昨年の前田戦といい今回といい、勝ちには結びついてくれないが。

吉田秀彦○-×中村和裕(判定)
 ASKAの国歌斉唱、最後の方はやっぱりナ行がからんでた。
 1Rは打撃戦。お互い手の探りあいという感じもあるが、よく手数が出ているのは中村か。
 2Rに入って両者ともエンジンがかかってくるが、吉田はなかなかペースを握れない。ラウンド終了間際には吉田がバランスを崩したところで中村がパウンド。少し躊躇が見られたか。
 最終Rに吉田は上着を脱ぐもののスタミナ切れは否めず、中村に簡単にテイクダウンを許すようになる。中村の2度の腕十字は吉田がなんとか堪えるが、反撃には移れず試合終了。判定は3-0で中村。

 感想としては、悪い意味でスポーツ的というか行儀がいいというか、ここから新しいドラマが続いていく、という興奮はまったく感じられずに「吉田引退」というイベントだけが無難に終了してしまった感じ。カード編成の段階で分かっていた話ではありますが。
 00年代の格闘技ブームの一つの象徴である吉田が、地上波放送のないイベントで選手生活を終える寂しさ。これはこれで象徴的だなあ。やはり一つの時代の終わりなのだろうか。
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by nugueira | 2010-04-26 15:46 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)