反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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最強神話、中東に散る

 UFC111、まだメインは見てないんですが、セミの結果があまりに衝撃的だったので先に感想を。

BJ.ペン×-○フランク・エドガー(判定)
 序盤から徹底して出入りの早いパンチで攻めてくるエドガーに対し、BJはパンチ連打を返していくもののクリーンヒットが奪えず。次第にエドガーの細かいパンチが当たりだし、BJは目の周囲が腫れてくる嫌な展開。
 スタンド勝負でBJが主導権を奪えない展開のまま4Rが終了し、5Rにはエドガーがタイミング抜群のタックルでテイクダウンに成功。BJはすぐ立ち上がるもののガス欠か露骨に運動量が落ち、押されっぱなしのまま試合終了。判定3-0でエドガーがBJの牙城を崩し、まさかの王者交代。永遠に続くかとも思われたBJの絶対政権は、アブダビの砂漠に蜃気楼と消えた。

 これまでの挑戦者はテイクダウンを奪おうとしてもBJがびくともしない→打撃勝負ではBJの手数に圧倒される→何をしていいか分からなくなって完敗 というパターンにはまっていたわけですが、今回のエドガーはテイクダウンは完全に捨てて、ボクシング勝負に絞ったらそれが上手くはまった感じ。逆にBJは致命的にどこが悪いというわけでもないのに思い通りに試合が進まず、イライラしたまま5Rが終わっていた、という感じだったのでは。

 予想外のタイミングで新時代を迎えることになったライト級。エドガーはBJに比べれば「与しやすし」と見られても仕方ない選手だし、一気に混戦になっておかしくない一方、地位が人を作るのもよくある話だからなあ。エドガーがボクシング+レスリングスタイルをハイレベルで完成させていることは確かなので、自信をつけて安定王者になる図式もありえそう。
 一方のBJは今後どうするか。今回は「完敗」というほどの内容ではなく、お互いのスタイルの噛み合わせと巡り合わせが悪かったという見方もできるので、王座返り咲きを狙うチャンスはいくらでもありそう。ただ、本人のモチベーションがそこまで維持できるかどうか。ここ最近の言動を見てると引き際を探り続けている感もなくはないので、この敗戦を機にオクタゴンを去る、という事態も十分起こり得るのでは。本人の試合後の発言とかは全くチェックしていないので、取り越し苦労ならいいんですが。

 今年最大のアップセット、と言ってしまっていいのでは。人気ブログランキングへ
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Commented by 骨骨 at 2010-04-13 17:20 x
セコンドからスタンド勝負は避けろとの指示が出ていたみたいですが意地になってたんですかね
次期挑戦者はメイナードvsケンフロの勝者ですかね
BJはウェルター再挑戦が白紙になってやる気を失ってないか心配です
Commented by マイケル at 2010-04-14 12:51 x
ペンは試合のペースを作るのが苦手なんですかね。
Commented by nugueira at 2010-04-15 02:27
>骨骨様
 蹴りなりテイクダウンなり、ペースチェンジのやり方は色々あったようにも思いますが。BJの進退は本当に気になります。

>マイケル様
 確かにこれまでの試合はどっしりと相手の出方を受ける展開が多かったので、今回は先手を取られて自分のリズムで戦えなかった、というのはありそうです。
by nugueira | 2010-04-12 23:24 | UFC | Comments(3)