格闘王、国会議事堂へ?
2010年 01月 05日
思い返せばHERO’S旗上げの際に
「今、世の中には前田日明が足りない」
というキャッチフレーズが使われており、「自分とこの選手が他団体の社長と話してただけでぶん殴っちゃう人間は、世の中に足りないぐらいがちょうどいいと思うが」という感想を持ったものだ。
で、そんなトンパチな方がよもやの国政選挙出馬。
夏までに民主党の政権運営がどうなっていて支持率がどのくらいになっているか分からないが、自民党が反転攻勢に出れる雰囲気もないしなあ。「なんとなく民主党優勢」のムードに乗っかって当選、という流れも十分ありえるのでは。
そうなると今後は民主党が強行採決を行っても自民党はうかつに楯突けませんよ。神取忍じゃスタイル的に噛み合うか不安だし(そういう問題じゃないか)。
しかし、プロレス・格闘技に詳しい人ほど「前田だけは国会議員になってくれるな」と思うはずなのだが、そうなると前田を出馬させる効果って何なのだろうか。いわゆる「タレント候補」と呼ばれる人の全員に共通する話なのかもしれないが。