反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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パッキャオVSコット

 マニー・パッキャオVSミゲール・コットをWOWOWで観戦。

 このブログではボクシングの事前予想はやってないんですが、実は今回、個人的にはパッキャオの苦戦を予想してたんですよ。コットは以前見た印象だと削り合いの展開に強そうな感じだったし、フライ級出身のパッキャオはなんぼなんでもウェルター級のトップどころと戦ったらさすがに簡単にはいかないだろう、と思っていたので。

 という経緯もあり、まずは「本当にすいませんでした」という全面謝罪から始めさせてもらいます。凡人の想像をあっさり覆すパフォーマンスをやってのけるからスーパースターなんだ、というのを再確認。

 1Rはほぼ互角ながらコットの動きの良さの方が目立っていたものの、2Rからはパッキャオが近距離での回転力のある連打で押しまくる得意の展開に。3Rにはパッキャオの3連打を捌ききれず、コットが押し倒されるような形でダウン。

 それでもコットがロープ際に詰めて連打を入れる場面も多かったのでまだ分からないかな、と思っていたら、4Rにはコットの攻勢を凌いだパッキャオが至近距離の打ち合いから左アッパーをたたき込んで決定的な2度目のダウン。

 これ以降はコットは距離を置こうとしてもパッキャオの圧力で懐に入り込まれ、打ち合ったら打ち合ったでパッキャオの回転力に押される、とほぼ一方的にやられっぱなしの展開。11R以降は戦意喪失気味に逃げ回るだけで、結局最終Rにロープ際で連打を食らったところでレフェリーストップ。(レフェリーがどこまで狙ったかは分からないが、このタイミングでのストップは興業的にも上手いな、と感心させられた。)

 終わってみれば階級アップもものともせず、パッキャオが相変わらずの横綱相撲。このボクサーなら1試合で1000万ドル以上稼ぐのも納得するしかない、と思わされる試合内容。こうなったらモズリー戦やメイウェザー戦が実現するまで突っ走ってもらうしかないか。

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Commented by tarou at 2009-11-17 17:51 x
確かに本当に素晴らしい。パッキャオは現役最高と言われても良いボクサーでしょう。モズリー、メイウェザー戦を実現させるのは業界人の義務でしょう。この二人をウェルター級契約で攻略すれば、オールタイムP4Pと呼んでもいい気がします(モズリーの全盛期にパック戦が実現していたら…と考えると本当に惜しいです…かつての彼も異常なまでに強かったですからね)。
ただ、これは彼の功績をくさすわけではないですが、この一戦にウェルター級のタイトルがかけられたことには非常に不快感を感じます。ウェルター級契約でもないのにタイトルをかけてしまうことは、近年のタイトルの価値の低下に拍車をかける気がします。
Commented by nugueira at 2009-11-18 00:30
>tarou様
 モズリーorメイウェザー戦は今のボクシング界が提供できる切り札カードでしょうね。
 ベルトとはほぼ無関係にビッグマッチを組むパッキャオのビジネススタイルには批判もありますが、団体乱立で世界チャンピオンが何十人もいる、というこれまでの状況がその一因なのかな、と思ったりもします。
by nugueira | 2009-11-17 12:50 | ボクシング | Comments(2)