反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC102の感想

ネイサン・マーコート○-×デミアン・マイア(1R KO)
 マイアがミドルを出そうとしたところにマーコートがドンピシャのタイミングでパンチを合わせ、マイアが空中で半回転しながらダウン。6試合連続一本勝ちを狙った柔術セレブ、わずか21秒で轟沈。
 この内容はマーコートを誉めるしかない。これでアンデウソンへ挑戦するのはまずダンヘン、次がマーコートか。この前のアンデウソンの試合を見ちゃうと、どっちがぶつかってもどうしようもない気もするが。

エド・ハーマン×-○アーロン・シンプソン(2R レフェリーストップ)
 シンプソンがテイクダウンからのパウンド連打で優勢。ハーマンは1R終盤からヒザを怪我した様子だったが、2R開始早々に完全に痛めてしまいレフェリーストップ。

クリス・レーベン×-○ジェイク・ロショルト(3R 肩固め)
 両者ガンガン攻める噛み合った展開だったが、レーベンはテイクダウンを取られて不利になる場面が目立つようになり、最後は肩固めを極められて失神。中堅どころのポジションを築いていたはずのレーベンも簡単に足をすくわれてしまうのを見ると、ミドル級はやっぱり層が厚くなってると感じる。

ティム・ヘイグ×-○トッド・ダフィー(1R KO)
 開始直後にカウンター気味の左(狙ったというより結果的にそうなった、という感じだが)を入れたダフィーが一撃KO勝利。以前ゴン格に載っていたUFCの記録集を確認したけど、7秒での勝利はUFC最短記録ですね。

キース・ジャーディン×-○チアゴ・シウバ(1R KO)
 予想どおり打ち合いの展開になる中、ジャーディンの打ち終わりを狙ったチアゴの左がクリーンヒットしKO勝利。チアゴはここで連敗したら一気にリリースもありうるかな、と思いながら見ていたが、これでライトヘビー級戦線に生き残ったか。

ランディ・クートゥア×-○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(判定)
 序盤からボクシング勝負の展開に。ノゲイラはパンチを被弾する場面も目立ったが、逆に打ち合いでパンチをヒットさせてクートゥアをダウンさせると、そのままチョーク狙いへ。ここはクートゥアが凌ぎ、再びスタンドの打ち合いが続いたところで1R終了。
 2R以降もノゲイラが打ち合いから先にクリーンヒットを入れ、グラウンドでも優勢に進める展開が続き、文句なしの判定勝利。両者とも根性を見せたいい試合だったことは間違いないのだが、リデル対シウバと同じで「両者とも全盛期のときにやっていればもっと面白い試合になったのでは」という感想の方が先に浮かんでしまう。
 クートゥアは苦しい展開の中で最後までよく粘ってみせたが、やはりフィジカルの衰えは否めない。インタビューでは現役続行を宣言していたけど、これ以上続けてもパフォーマンスは低下する一方なのでは。
 勝ったノゲイラも、ダウンこそなかったもののスタンドでのディフェンスの甘さは相変わらず目についた。今回は打撃で先手を取れたけど、仮にレスナーと戦った場合、組み合いでテイクダウンを取れずにズルズルとボクシング勝負になりKO負け・・・という展開が目に見えている気がしてならない。打撃勝負に固執せずにグラウンドへ持ち込む展開が作れればいいんだけど、今のノゲイラがレスナー相手にそれをやるのは無理か。今回の試合をもって完全復活、というコメントは、残念ながらできない。

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Commented by ミント at 2009-09-02 00:13 x
クートゥアは新たに6試合契約を結んだみたいですね。
個人的にはクートゥアvsリデルで勝敗に関係なくどちらも引退試合にしてもいいくらいの衰えを感じましたけど。
俳優業でもいけそうですし、今引くのも手だと思うのですが、本当にこの競技が好きなのでしょうね。

マーコートは日本にいるときから好きなので、この結果は嬉しいです。
ダンヘンがトッキーニョに勝った時も思いましたが、やはり半端ないキャリアが
寝技を怖がらずに勝負できる一因でしょうかね。

ノゲイラはミルコがジュニオール・ドス・サントスに勝てばミルコ戦ですかね。
レスナーはカーウェン戦があるためその次は結構間がありますし。
あるいはヴェラスケス辺りでしょうか。ミアとの再戦はなさそうですし。
Commented by tarou at 2009-09-02 16:10 x
ノゲイラは以前はあの程度の相手なら5分で極めていたでしょう。ストレート中心のボクシングはやはり有効ですね。レスナー相手にボクシングしても打撃を多くあてるのはノゲイラだと思います。ただ、レスナーの一発が当たってしまえばそこで終わってしまいそうですがね。
Commented by nugueira at 2009-09-02 19:39
>ミント様
 あと6試合も身体が保ちますかね・・・。金も名誉も十分手にしているわけで、選手としての純粋な欲求で戦っているんでしょうけど。
 ミドル級が激戦区になっている中で、ダンヘンやマーコートといった日本になじみの選手がトップコンテンダーとして頑張っているのは嬉しいですね。

>tarou 様
 クートゥアもボクシング技術自体はレスナーを上回っていましたが一撃のパワーの差に敗れたわけで、今回の試合を見る限りノゲイラも同じ結果をたどりそうな気がします。
by nugueira | 2009-09-01 23:24 | UFC | Comments(3)