反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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Krushライト級グランプリ観戦記③

水落洋祐×-○石川直生(1R KO)
 TURBφ戦と同じく、前蹴りで距離を取ろうとする石川に対して水落がパンチで応戦する展開。水落がパンチの打ち合いの展開からダウンを奪い、桜井戦に続く大物食いなるか、という展開に場内大歓声。しかし1R終了間際、パンチで前に出た水落に石川の右ハイがクリーンヒット。倒れる水落に膝蹴りの追い打ちも食らわせ、石川が2戦連続してダウンを奪われてからの逆転KO勝利。最激戦区のブロックを劇的な展開で生き残った。
 石川のファイトスタイルはインパクトが強いわけではなく、「自分が勝ってこの階級を盛り上げる」という石川の過剰なまでの自己アピールに違和感なり嫌悪感なりを感じているファンも少なくないと思う。しかし、TURBφ戦、水落戦と一度は不利な展開となりながらも土壇場で逆転勝利を引き寄せたのは、石川のそんな「覚悟」や「使命感」だったのではないか。
 石川は今回も相手に攻め込んだ際に組み付いてブレイクを呼び込んでしまう場面が目立ち、K-1ルールへの対応は十分とは言い難い。ルール面の不利を覆すだけの石川の「覚悟」が決勝ラウンドでも通用するか。やっぱりこの男は勝っても負けても目が離せない存在になってきている。

前田尚紀×-○山本元気(判定)
 尾崎戦と同様、元気は序盤からプレッシャーをかけ続ける展開。前田はコーナーに詰められる場面は目立つものの、パンチとローで応戦していき、主導権を完全には握らせない。
 2R辺りから元気が前田のローを嫌がっている様子が見られ、前田のパンチで元気が押し戻される場面も。完全に削り合いの様相となり、延長戦もありうるかと思われたが、3R残り30秒に前田をコーナーに詰めた元気が最後のラッシュ。前田は防戦一方の展開となり、これが決定打となったか、判定は3者とも30-29で元気の勝利。
 元気は2試合ともダウンは奪えずインパクトにはやや欠けたものの、一方で安定した強さを証明した感じも。本人の試合後のインタビューにもあったが、まずは生き残ることが重要な開幕ラウンド。これはこれで一つの勝ち方だと思う。

 これで決勝ラウンドの4名が確定。ポテンシャルでは真弘、K-1ルールへの適応性と安定感では元気、勢いでは竹内、意外性では石川。それぞれ違った持ち味を持つ4名、どういう組み合わせになっても極上の展開が期待できそう。10月の決勝ラウンドが本当に楽しみ。

 全日本キックの今後は引き続き不安だが。人気ブログランキングへ
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Commented by BJより一言(;´Д`)きいたんハアハア at 2009-08-20 19:34 x
石川以外が勝って欲しいです
Commented by nugueira at 2009-08-20 22:19
>BJ
 いや、正直石川が一番勝ち目が薄いと思うんですが、今の石川って本当に見てる側の期待感を煽る存在なんですよ。少なくとも私にとっては。
Commented by BJより一言(;´Д`)きいたんハアハア at 2009-08-21 18:09 x
まぁ思った以上に石川が盛り上げてるのはわかりますがね
掴みの問題もありますし

ヌゲッチはそういえば大分前に石川はイクサで一皮剥けたからクラッシュでも一皮剥けるみたいな事言ってたん当たったね
けどやっぱり自分はまだ石川を応援できないなぁ

ちなみに今回は元気ですね
Commented by nugueira at 2009-08-21 21:13
>BJ
 まあアンチ石川(とまで行かなくても石川を支持できないファン)が多いのも理解できます。
 元気はK-1ルールとの相性いいですね。個人的にはニュートラルに予想するなら真弘優勝、と踏んでますが。
by nugueira | 2009-08-17 23:34 | Krush | Comments(4)