反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC101の感想

 ようやく最後まで見終えたので感想を。

アンデウソン・シウバ○-×フォレスト・グリフィン(1R TKO)
 序盤は間合いを測り続けていたアンデウソン。このまま長丁場になるかな、と思ったらいきなり右パンチをクリーンヒットさせ、この後は完全にアンデウソンのワンサイドゲーム。グリフィンのパンチの距離を完全に見切り、最後はノーガードのままスウェーでグリフィンのワンツーをかわし、カウンターの右を叩き込んでKO勝利。
 誰だ!「アンデウソンも今回は苦戦必至、負けてもおかしくない」とか言った奴は!いや、俺もそう書いたんだけど。
 それにしても今回の試合内容には「すげえ」という以外の感想が見つからない。最後のKOシーンなんて完全に漫画の世界ですよ。こんな場面おそらくもう二度とお目にかかれないでしょう。やはりアンデウソンが負けるとしたらモチベーションの低下以外にありえない、というのを再認識。

ジョージ・ソテロポロス○-×ロバート・エマーソン(2R アームロック)
 しつこい寝技で攻め続けたソテロポロスが最後はサイドを取ると同時に腕を極めて一本勝ち。解説を聞いていて思い出したが、こいつ昔修斗で青木に金的を入れた奴か。UFCに上がれるぐらい出世してたのね。

ジョシュ・ニアー×-○カート・ペリグリーノ(判定)
 終始上から攻め続けたペリグリーノが判定で完勝。ニアーも下から色々と仕掛け続けてはいたが、下になりっぱなしじゃどうしようもなかったか。

アミール・サドラー×-○ジョニー・ヘンドリックス(1R KO)
 首を抱えながらのアッパー連打でヘンドリックスが秒殺KO勝利。なかなかやるねえ、ジョニヘン(今勝手に命名した)。

ケンダール・グローブ×-○ヒカルド・アルメイダ
 身長差のあるグローブからなかなかテイクダウンを取れず苦戦したものの、最後までしつこく組み付き続けたアルメイダが判定勝利。ミドル級戦線に生き残ったものの、この内容じゃアピール不足か。

BJペン○-×ケニー・フロリアン(4R チョークスリーパー)
 フロリアンが序盤からタイミングのいいタックルを何度もしかけるのだが、ペンは全く倒れる気配がない。腰の重さなのか体のバランスなのか金網の使い方なのか、無駄な体力を一切使わないディフェンスはお見事、と言うしかない。フロリアンは2R辺りで完全に打つ手がなくなってしまった感じ。
 受けの姿勢で完全に主導権を握った(何か変な表現だが、これが一番しっくりくる)ペン、4Rに一発でテイクダウンに成功。ゴツゴツとヒジを入れ続けて最後はバックからのチョークで一本。ライト級最強の挑戦者も天才の敵ではなかったか。
 アンデウソンのインパクトが凄すぎて霞んでしまいかねないが、ペンの勝ち方も申し分のない横綱相撲。ライト級戦線も王座が移動する場面は今のところ想像がつかない。

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Commented by tarou at 2009-08-12 14:06 x
アンデウソン凄かったですねぇ! グリフィンがパンチを出しすぎてあっという間に打撃の距離を把握されてしまいましたね。言葉にするのは簡単ですが、体格で上回る相手の打撃を読み切るってのは本当に大変なことです。それをあっさりやってのけたアンデウソンは、やはりMMAにおける打撃のP4Pといってよいのではないでしょうか。
Commented by ミント at 2009-08-12 17:21 x
BJペン、次はサンチェスでしたっけ。
ケンフロと同じTUF1出身ミドル級→ライト級の選手ですが全く勝負にならない気がしますね。
個人的には早くフランク・エドガーに順番を回してほしいです。

アンデウソンは、実現は出来て早くて来年以降ですがゲガール・ムサシとの試合が観たいですね。
完全に不可能ですがK-1ルールで京太郎との試合も観てみたいです。
Commented by nugueira at 2009-08-13 19:41
>tarou様
 アンデウソンが勝つにしても判定までいくんじゃないかと思っていたので、ただただ驚きです。あんなKO劇はおそらくもう二度とお目にかかれないでしょうね。

>ミント様
 誰が挑戦しても王者の優位は揺らぎそうにないですねえ。(他の階級も同様ですが。)
 今回の試合を見る限り、ライトヘビーの並大抵のストライカーを当ててもアンデウソンならクリアしてしまうのでは。それこそLYOTOぐらいじゃないと対抗できない気がします。
by nugueira | 2009-08-12 10:58 | UFC | Comments(3)