反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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戦極第九陣の感想④

北岡悟×-○廣田瑞人(4R TKO)
 開始直後に北岡がテイクダウンに成功した時点でいつもの勝ちパターンと思われたが、北岡の寝技を耐え続けた廣田が1R残り1分でパンチを入れると急に流れが変わってくる。
 2Rは北岡の動きが落ちたのか廣田が見切ったのか、テイクダウンが全く取れなくなり北岡が劣勢。北岡はパンチを出すものの大振りが目立つ。
 3Rには北岡がようやくテイクダウンに成功するもののそこから先が攻めきれず、結局4Rに疲れの色が濃い北岡を廣田がパンチ・ヒザで粉砕。まさかの王座交代が実現。

 北岡の試合前の発言に無理矢理感はなく、本人が言うように油断はなかったのではないかと思う。それでも今回勝ちきれなかったのは5R制という長丁場のせいなのか、それとも北岡のメンタル面に「あと一歩」を押し込む何かが足りなかったのか。

 正直、今回廣田の挑戦が決定するまでにさしたるドラマ性があったわけでもなく、完全に北岡にとっての通過点という見方しかしていなかったので、敗戦は本当に意外かつ残念。

 フェザー級と同様、今後の展開の幅が広がったというポジティブな捉え方をできなくはないけれど、問題はその「今後の展開」の中に北岡が再び絡んで来れるのかどうか。
 もともと減量によるスタミナ面の不安はあったわけで、今後の対戦相手は廣田と同じく、序盤の関節技を凌いで長丁場に持ち込もうとするはず。今のスタイルを貫いて、これまでのような連勝劇を見せることができるかどうか。
 そして何よりも、戦極参戦から五味戦の勝利に至るまでの神懸かり的な気迫とテンションを、北岡が再び取り戻すことができるのかどうか。試合後の北岡の発言を見る限り、不安に思えてならない。
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by nugueira | 2009-08-05 23:44 | SRC(戦極) | Comments(0)